セフレと何度も会っていると、コンドームなしでしてみたくなることがあります。
直接つながる感覚を味わいたい。
もっと近くに感じたい。
彼なら信じてもよさそう。
そんな気持ち自体は、変ではありません。
ただ、「安全に生でする方法」はあるのでしょうか。
先に答えると、妊娠も性感染症も、完全に避けながら生でする方法はありません。
検査を受けること。
ピルを飲むこと。
二人の信頼関係を作ること。
どれも意味はあります。
しかし、コンドームの代わりにはなりません。
生でしたい気持ちは否定しなくて大丈夫です。ただし、「したい」と「安全」は分けて考えましょう。
セフレと生でしたくなるのはなぜ?
直接つながる感覚を味わいたい
コンドームがない方が、体温や濡れている感じを強く感じる人はいます。
男性側から「生の方が気持ちいい」と言われ、興味を持つ女性もいるでしょう。
気持ちよさを求めることは自然です。
セフレはセックスを楽しむ関係だからこそ、もっと濃い刺激を試したくなることもあります。
信頼している証明にしたくなる
何度も会っていると、最初より相手を近く感じます。
ほかの女性とはしていない。
自分だけは特別。
そう思うと、生ですることが信頼の証明に見えるかもしれません。
ただし、関係の深さと体のリスクは別です。
信じている相手でも、本人が気づかないまま性感染症にかかっている場合があります。
断ると嫌われそうで合わせてしまう
自分は生でしたいと思っていなくても、男性に頼まれて迷うことがあります。
「少しだけ」
「外に出すから」
「俺は病気じゃない」
こう言われると、空気を壊したくなくて断れない女性もいます。
コンドームを嫌がっただけで離れる男性なら、貴女の体より自分の快感を優先しています。
避妊の希望を聞く。嫌だと言われたら止まる。検査について話せる。
こうした行動の方が、相手の信頼度は分かります。
「安全に生でする方法」はある?
初めてや1回だけでも妊娠する可能性はある
妊娠は、回数では決まりません。
排卵の時期と重なり、精子が膣内へ入れば、1回でも妊娠する可能性があります。
「初めてだから大丈夫」
「生理が終わったばかりだから大丈夫」
このような考え方はできません。
生理周期はずれることがあります。
排卵日を予想しても、確実に避けられるとは限りません。
1回のセックスでも性感染症はうつる
性感染症は、膣への挿入だけでなく、オーラルセックスや性器周辺の接触でうつるものもあります。
症状が出ない病気もあります。
見た目が清潔。
臭いがない。
本人が元気そう。
それだけでは判断できません。
コンドームも万能ではないが意味は大きい
コンドームを使っても、皮膚同士が触れる部分から感染する病気まですべて防げるわけではありません。
それでも、精液や膣分泌液が粘膜へ触れるのを減らし、多くの性感染症と妊娠の可能性を下げられます。
完全ではないから使わない、ではありません。リスクを大きく下げられるから使うものです。
| 方法 | 妊娠への対策 | 性感染症への対策 |
|---|---|---|
| コンドーム | できる | 多くの感染リスクを下げる |
| 低用量ピル | できる | できない |
| IUD・IUS | できる | できない |
| 外出し | 確実ではない | できない |
| 性感染症検査 | できない | 検査した項目と時点の確認になる |
| 性器や膣内を洗う | できない | 予防にならない |
生セックスで信じやすい4つの誤解
外出しなら妊娠しない
膣外射精は、避妊方法として確実ではありません。
射精する前に抜くつもりでも間に合わないことがあります。
精液が膣の近くにつく場合もあります。
「中に出していないから絶対に大丈夫」とは言えません。
ピルやIUDがあれば全部防げる
ピルやIUD・IUSは、正しく使えば妊娠を防ぐ力が高い方法です。
ただし、性感染症は防げません。
妊娠対策としてピルを使いながら、性感染症対策としてコンドームも使う。
このように役割を分けて考えます。
検査が陰性なら生でも安全
検査は大切です。
しかし、一度の検査で、すべての性感染症を一生分確認できるわけではありません。
感染してから検査で分かるまで時間がかかる病気もあります。
検査後に別の相手とセックスしていれば、状況も変わります。
二人で検査を受けることは、コンドームを外す許可証ではなく、お互いの状態を知る材料です。
性器や膣内を洗えば感染を防げる
セックス後に洗っても、性感染症や妊娠は防げません。
膣の中を洗うと、本来のバランスを崩し、刺激や不調につながることもあります。
洗うなら外側をぬるま湯でやさしく流す程度で十分です。
香りの強いソープで、臭いをごまかす必要もありません。
性感染症によって検査方法や分かる時期が違います。
心配な行為があった場合は、自己判断せず保健所や医療機関へ相談してください。
生でしてしまった後にすること
妊娠が心配なら早めに緊急避妊を相談する
避妊なしで挿入した。
コンドームが破れた。
途中からコンドームをつけた。
このような場合は、妊娠の可能性を考えます。
緊急避妊薬は、早く服用することが大切です。
日本で一般的に使われる薬は、性交から72時間以内が目安です。
迷って時間を過ごすより、産婦人科や対応する医療機関へ早めに相談してください。
性感染症の検査時期を確認する
行為の翌日に検査を受けても、まだ分からない感染症があります。
反対に、症状があるなら検査時期を待たずに受診した方がよい場合もあります。
いつ、どんなセックスをしたか。
コンドームをどこまで使ったか。
口や性器に症状があるか。
これを伝えると相談しやすくなります。
異変があるときはセックスを休む
おりものの量や臭いが変わった。
排尿すると痛い。
性器にできもの、かゆみ、ただれがある。
不正出血や下腹部痛がある。
このようなときは、次のセックスをせずに受診しましょう。
相手にも検査や治療が必要になる場合があります。
症状が消えても、感染が治ったとは限りません。薬の自己判断や放置はしないでください。
セフレと後悔せずに楽しむためのルール
挿入は最初から最後までコンドームを使う
途中からつけるのではなく、挿入前につけます。
新しいプレイへ移るときは、新しいコンドームへ交換します。
一度外したものをつけ直すのもやめましょう。
ラテックス製コンドームでは、ワセリンやボディクリームなど油分の多いものが破損の原因になります。
水性かシリコン系の潤滑剤を使います。
自分でもコンドームを用意する
相手が持っていると思ってホテルへ行くと、なかったときに流されやすくなります。
自分のバッグに入れておけば、男性へ任せきりになりません。
使用期限と袋の傷も確認します。
セフレと定期的に会うなら、二人で性感染症検査について話すことも大切です。
嫌がる男性とはその日はしない
「つけると萎える」
「俺を信用していないの?」
「一瞬なら大丈夫」
そう言われても、貴女が外す必要はありません。
コンドームを条件にするのは、男性を疑っているからではなく、自分の体を守る選択です。
挿入は最初からコンドーム。症状がある日は会わない。検査結果を隠さない。
この三つを嫌がる相手とは、気持ちよい関係も続きにくいです。
まとめ:生でしたい気持ちと安全は分けて考える
検査や信頼だけではリスクは消えない
セフレと生でしたくなる気持ちは自然です。
しかし、外出し、ピル、検査、洗浄だけで、妊娠と性感染症の両方を防ぐことはできません。
信頼している相手でも、挿入は最初から最後までコンドームを使う。
これが現実的な選択です。
避妊しながら気持ちよさは高められる
気持ちよさは、生であることだけで決まりません。
薄めのコンドームを試す。
潤滑剤を使う。
愛撫を長くする。
相手に好きな動きを伝える。
工夫できることはたくさんあります。
生の快感を一度選ぶより、次も安心して会える関係を作る方が、セフレとのセックスを長く楽しめます。
妊娠や中出しについてさらに知りたい貴女は、中出しは気持ちいい?妊娠・性感染症のリスクと避妊も読んでみてください。
性感染症が心配な場合は、厚生労働省の性感染症検査・相談マップから相談先を探せます。

