初体験をすることになった。
楽しみだけれど、何がどんな順番で進むのか分からない。
服はいつ脱ぐの?
コンドームはいつつけるの?
痛かったらどうするの?
終わった後は何をすればいい?
初めてなら、分からないことばかりで当然です。
セックスには、決められた台本がありません。
キスから始まる日もあります。
話しているうちに自然と触れ合う日もあります。
愛撫までで終わる日もあります。
それでも、大まかな流れを知っておくと、不安は減ります。
初体験で一番大切なのは、予定どおり挿入することではなく、貴女が納得した速さで進めることです。
初体験の前に決めておきたいこと
本当に自分もしたいと思っているか
彼氏に求められたから。
周りが経験しているから。
断ったら嫌われそうだから。
この気持ちだけで初体験へ進むと、途中で怖くなることがあります。
緊張していても「してみたい」と思えるか。
相手に触れてほしいと思うか。
まずは自分の気持ちを確認してください。
前日にしたいと思っていても、当日になって気が変わることはあります。
その場合は延期して大丈夫です。
急がず過ごせる場所と時間を選ぶ
初体験では、時間に追われないことが大切です。
終電が近い。
ホテルの退出時間が迫っている。
次の予定が入っている。
これでは、体が慣れる前に相手も焦ります。
前後を含めて余裕のある日を選びましょう。
場所は、二人きりになれて、途中で帰りたいときに帰れる所が向いています。
どこまでしたいかを話す
細かなプレイを全部決める必要はありません。
ただ、次のことは先に話しておくと安心です。
- 初体験で緊張している
- 挿入はゆっくりしてほしい
- 痛かったら止めたい
- コンドームは必ず使いたい
- したくないプレイがある
相手がこの話を面倒そうに聞くなら、初体験を任せる相手としては考え直した方がよいでしょう。
ホテルへ入った後でも、服を脱いだ後でも、挿入の直前でも止められます。
最初の同意が、最後までの同意になるわけではありません。
前日・当日に用意するもの
コンドームは自分でも用意する
コンドームは男性が持つものと思わなくて大丈夫です。
自分でも用意しておけば、相手が忘れたときに流されずに済みます。
袋が破れていないか。
使用期限が切れていないか。
財布の中へ長期間入れっぱなしではないか。
使う前に確認しましょう。
潤滑剤・タオル・生理用品を持っていく
緊張すると、十分に濡れないことがあります。
水性かシリコン系の潤滑剤があると、摩擦を減らせます。
ティッシュや小さなタオル。
出血があったときのためのナプキン。
必要なら替えの下着。
この程度を小さなポーチに入れておくと安心です。
体調が悪い日は延期する
発熱、強いだるさ、下腹部痛がある。
性器や口に、ただれや傷がある。
おりものや臭いがいつもと違う。
このような日は、無理に初体験をしない方がよいです。
生理中でもセックスはできますが、痛みや体調が気になるなら別の日にします。
| 用意するもの | 使う場面 | 選び方 |
|---|---|---|
| コンドーム | 挿入前から最後まで | 使用期限とサイズを確認 |
| 潤滑剤 | 濡れ不足や摩擦を感じるとき | 水性かシリコン系 |
| タオル・ティッシュ | 体液や潤滑剤を拭く | 肌触りのよいもの |
| ナプキン | 少量の出血があったとき | 普段使うものでよい |
| 飲み物 | 終わった後の水分補給 | アルコール以外も用意 |
初体験はどのように始まる?
会話やキスから距離を縮める
ホテルへ入った瞬間に、すぐ服を脱ぐ必要はありません。
飲み物を飲む。
少し話す。
抱きしめてもらう。
キスをする。
緊張が強いなら、いつもと同じ会話から始めてください。
相手の体へ触れたい気持ちが出てきてから、次へ進めば十分です。
服を脱ぐ順番に正解はない
自分で脱いでもよいです。
相手に少しずつ脱がせてもらってもよいです。
明るい部屋が恥ずかしいなら、照明を暗くできます。
下着を見られるのが緊張するなら、布団へ入ってから脱いでもかまいません。
相手のペースに合わせて、一気に裸になる必要はありません。
挿入前の愛撫に時間をかける
キス、胸、背中、太もも、クリトリスなどを触ってもらいます。
気持ちいい場所は、女性によって違います。
「そこが好き」
「もう少し弱く」
「そのまま続けて」
短い言葉で伝えましょう。
男性が経験者でも、貴女の好みまでは分かりません。
初体験でも、黙って相手へ任せる必要はありません。気持ちいい場所を伝える方が、二人とも楽しめます。
挿入するときの流れ
挿入前にコンドームをつける
男性器が十分に硬くなったら、挿入する前に新しいコンドームをつけます。
「少しだけ生で入れてから」は避妊になりません。
つけた後は、表裏を間違えていないか、先端の空気が抜けているかを確認します。
潤滑剤を使うなら、コンドームの外側へ少量つけます。
浅く、ゆっくり入れてもらう
最初から一気に奥まで入れてもらう必要はありません。
入口へ先端を当てる。
少し入れた所で止まる。
息を吐き、体の力が抜けるのを待つ。
大丈夫なら少し進む。
この繰り返しでかまいません。
自分の手で相手の腰を押さえると、「待って」の合図を伝えやすくなります。
痛いときは止めるか体位を変える
少し圧迫される感じと、我慢できない痛みは別です。
痛みが強いなら、動きを止めます。
潤滑剤を足す。
角度を変える。
一度抜いて愛撫へ戻る。
それでも痛いなら、その日の挿入は終わりにします。
最後まで入らなくても失敗ではない
初体験の日に、最後まで挿入できないことはあります。
男性が射精しないこともあります。
女性がオーガズムに達しないことも普通です。
キスや愛撫を楽しめた。
自分の体を見せられた。
痛いと言えた。
これも立派な経験です。
「処女卒業を完成させる」より、「また触れ合いたいと思える所で終わる」方が、良い初体験になりやすいです。
「もう少しゆっくり」「浅くして」「一度止まって」「今日はここまで」
説明が長くできなくても、この言葉が言えれば十分です。
終わった後にすること
コンドームが破れていないか確認する
射精後は、男性器が柔らかくなる前に、コンドームの根元を押さえて抜いてもらいます。
外れた、破れた、精液が漏れた可能性がある場合は、妊娠と性感染症について早めに相談します。
妊娠が心配なら、緊急避妊薬は早いほどよいので、その日のうちに対応先を探してください。
外側だけをやさしく洗う
シャワーでは、外陰部をぬるま湯でやさしく流します。
膣の中まで洗う必要はありません。
強い石けんや香り付き製品で洗うと、刺激になることがあります。
洗っても妊娠や性感染症を防ぐことはできません。
気持ちや体調を確認する
初体験の後は、うれしい、安心した、少し寂しいなど、いろいろな気持ちが出ます。
すぐに帰らず、少し抱きしめてもらったり、話したりできると落ち着きます。
痛みや出血があった場合は、量や続く時間を確認します。
相手にも、翌日の体調を気にしてもらえると安心です。
初体験で困ったときの対応
途中で気が変わったら止めてよい
始める前はしたかったけれど、急に怖くなった。
相手の態度を見て嫌になった。
思っていた雰囲気と違った。
理由をうまく説明できなくても、止めてかまいません。
相手が不機嫌になることまで、貴女が引き受ける必要はありません。
避妊に失敗したら早めに相談する
避妊なしで挿入した。
コンドームが外れた、破れた。
この場合は、時間を置かず産婦人科などへ相談します。
緊急避妊の後も、必要に応じて妊娠検査や性感染症検査を受けます。
検査によって適切な時期が違うため、医療機関へ確認してください。
痛みや出血が続くなら婦人科へ行く
少量の出血が短時間で止まることはあります。
ただし、大量に出血する。
強い痛みが続く。
めまいや気分不良がある。
何度もセックス後の出血を繰り返す。
このような場合は、初体験だからと決めつけず受診してください。
初体験後の強い痛みや大量出血は、我慢して様子を見続けないでください。
妊娠は産婦人科、性感染症は婦人科や保健所、強い出血や体調不良は救急相談へ。
恥ずかしさより、早く確認して不安を減らすことを優先しましょう。
まとめ:初体験は予定どおり進まなくても大丈夫
挿入やオーガズムだけが初体験ではない
初体験では、前日に準備し、当日は会話やキスから始めます。
愛撫で気持ちと体が整ったら、コンドームをつけ、浅くゆっくり挿入します。
痛ければ止める。
入らなければ別の日にする。
終わった後は、避妊と体調を確認する。
大まかな流れはこれだけです。
貴女が安心して楽しめる速さを選ぶ
セックスは、相手に採点される試験ではありません。
初めてから上手に動く必要もありません。
分からないことは聞く。
嫌なことは断る。
気持ちいいことは伝える。
その方が、二人にとって楽しい時間になります。
痛みや出血の詳しい対処は、初めての挿入が痛い・入らない原因で確認できます。
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